ブルームバーグによると、米国のクレジットカード会社「アメリカン・エキスプレス」の新規会員になる皆さんはアメックスのカードに年会費が掛かることに納得しているみたいです。年会費が掛かるカードを避けているわけではなく、むしろ年会費を払ってアメックスが提供するプレミアムなサービスを受けたいということでしょうか。
アメリカン・エキスプレスは9月10日、ニューヨークで開かれた投資家との会合で2019年4月ー6月の第二四半期でアメックスのカードに新規入会した会員の約70%が年会費の掛かるカードを利用していると答えたらしいです。
米国のアメックスのカード会員の70%以上の方が年会費が掛かる事を承知でアメックスのカードに入会しているというのは驚きですね。かなり高い数字ですが、米国では何か特別なベネフィットがあったりするのでしょうか。それとも、米国の景気が回復してきているということでしょうか。
アメックスが発表した7月の情報では、カード手数料収入が2019年上半期に15%増の19億3,000ドル(約2,100億円)だったそうです。この数字もびっくりですね。米国のアメックスってめっちゃもうけてますね。
アメックスの一部のプレミアム系カードに付帯する空港ラウンジなどの特典を増やしているみたいで、これらが大きく貢献したのでしょうか。米国のアメックスプラチナカードは年会費を2017年に550ドルに値上げをしていて、配車サービスのウーバーを年間200ドル分利用できる特典も追加しているみたいです。
米国のアメックスプラチナの年会費を値上げして550ドルって、安すぎない?日本の約半額ですね。多分、日本でもアメックスプラチナの年会費が60,000円くらいならもっと会員は増えていると思います。
日本のアメックスプラチナの年会費130,000円(税抜)ですが、他社の同様のプレミアムなクレジットカードも130,000円(税抜)や165,000円(税抜)や200,000円(税抜)とあるので、日本の市場で高級クレジットカードはこれくらいが水準なのでしょうか。それとも、みんなアメックスプラチナが年会費130,000円(税抜)にしたので、追随したって感じかな?
日本のアメックスプラチナはインビテーション(お誘い)制から申し込み制にして、かなり会員を増やしたと聞いています。米国のアメリカン・エキスプレスと同様に日本でもアメックスプラチナの年会費を払ってでも持ちたいクレジットカードのようですね。
日本のアメックスプラチナは対象の加盟店でいつでもポイントが3倍になったり、海外利用ならどこでもポイント3倍になったり、2年目以降の更新で高級ホテルに無料宿泊できたり、世界中の約1,200ヶ所の空港ラウンジを無料で利用できたり、世界のホテルグループの上級会員になれたりと、上手に使うとアメックスプラチナの年会費130,000円(税抜)も納得ができるプラチナカードだと思います。その点では米国のアメックスプラチナも同じ感じではないでしょうか。
僕個人的には、アメックスプラチナの年会費は550米ドルくらいにしてもらえると嬉しいです。アメックスビジネスプラチナの年会費も550米ドルくらいにしてもらえると、2枚持ちできるじゃないですか。僕は属性が低すぎるので、アメックスプラチナの年会費130,000円(税抜)は結構、プレッシャーですぜ。