アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード(以下、アメックスゴールドプリファードカード)で貯めたポイントは提携する航空会社のマイルに移行ができます。
ANA、JAL、デルタ航空、キャセイパシフィック航空、シンガポール航空など、多くの航空会社のマイレージプログラムに交換が可能です。
マイル移行できる航空会社のアライアンスは、ワンワールド、スターアライアンス、スカイチームと世界3大航空アライアンスに参加の主要な航空会社のマイルに交換ができます。
1,000ポイント=1,000マイルの比率で移行が可能で、マイル還元率は1%です。
マイルを特典航空券に交換した場合、国内線の特典航空券よりも国際線の特典航空券に交換した方が1マイルあたりの円換算の価値は高くなる傾向があります。
最大のメリットとして、アメックスゴールドプリファードカードはポイント有効期限が無期限なので、大きくポイントを貯めてから、好きなタイミングでマイル交換できます。
そのため、マイル失効のリスクが軽減するメリットも備わっています。
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【目次】
- アメックスゴールドプリファードカードのマイルとは?
- アメックスゴールドプリファードカードは好きなタイミングでマイル移行できる
- アメックスゴールドプリファードカードのマイル交換「航空会社」
- アメックスゴールドプリファードカードのマイル「メンバーシップ・リワード・プラス」
- アメックスゴールドプリファードカードのマイル「メンバーシップ・リワードANAコース」
- アメックスゴールドプリファードカードのマイル「交換レート」
- アメックスゴールドプリファードカードのマイル「移行方法」
アメックスゴールドプリファードカードのマイルとは?
アメックスゴールドプリファードカードのマイル移行は秀逸で、提携する航空会社のマイレージプログラムに交換ができます。
マイル還元率は、1,000ポイント=1,000マイルで1%です。
通常、100円=1ポイント、ボーナスポイントパートナーズで100円=最大10ポイント、ボーナスポイントプログラムで100円=3ポイント、税金・公金など200円=1ポイント、一部ポイント付与対象外があります。
最大のメリットとして、アメックスゴールドプリファードカードは、メンバーシップ・リワード・プラス(通常3,300円税込)が参加無料で自動付帯になり、ポイント有効期限が無期限、マイル移行は最大1,000ポイント=1,000マイルで交換が可能です。
ただし、ANAマイルに移行の際はマイル移行手数料5,500円(税込)が掛かり、年間移行上限数が40,000マイルまでになります。
その他の航空会社のマイル移行は手数料無料、年間移行上限数はありませんが、マイル還元率は下がります。
マイル移行には、スターアライアンス、ワンワールド、スカイチームに参加する多くの航空会社が参加しているので、航空アライアンスで移行先を選ぶこともでき、自由度は高いです。
マイルを特典航空券に交換した場合、国内線の特典航空券よりも国際線の特典航空券に交換した方が1マイルあたりの円換算の価値は高くなる傾向があります。
ぜひ、大きく貯めたポイントをマイルに移行して特典航空券で海外旅行に行きましょう!
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アメックスゴールドプリファードカードは好きなタイミングでマイル移行できる
アメックスゴールドプリファードカードで貯めたポイントは有効期限がありません。
ポイント有効期限を気にすることなく貯めるだけためる事ができます。
海外旅行に行くタイミングで渡航先のマイルを予め調べておき、必要なマイル数だけを移行しましょう。
こうすることでマイル失効のリスクが軽減します。
ただし、ANAの場合は年間移行上限数が40,000マイルなので、単純計算で2年目に2名でハワイに特典航空券で海外旅行が叶います。
80,000マイルあれば、ハワイにレギュラーシーズンにエコノミークラスで行けます。
ポイント有効期限が無期限なのはメリット絶大で、好きなタイミングでマイル移行できるのは嬉しいです。
航空会社のマイル有効期限に注意
一般的にクレジットカードのポイントを航空会社のマイルに移行した時点で有効期限がスタートします。
ポイントをマイル移行や航空会社のフライトで獲得したマイルは、36ヶ月後の月末までになります。
ANAやJALのマイル有効期限は通常「積算月の36カ月後の月末まで」です。
この期限を1日でも経過すると貯めたマイルは失効するのでご注意ください。
ただし、ANAダイヤモンド会員、JALダイヤモンド会員の対象期間中はマイル有効期限はありません。
アメックスゴールドプリファードカードのマイル交換「航空会社」
アメックスゴールドプリファードカードのマイル交換できる航空会社は14社あります。
世界中の主要な航空会社が参加する航空アライアンスもワンワールド、スターアライアンス、スカイチームに加盟する航空会社が参加しているので選択肢の幅が広いのが特徴です。
■航空アライアンス
- ワンワールド:5社
- スターアライアンス:4社
- スカイチーム:3社
- 不参加:2社
世界3大航空アライアンス
マイル移行できるのは、世界3大航空アライアンスに加盟する航空会社が参加しているのは嬉しいです。
■スターアライアンス
- 全日空 ANAマイレージクラブ
- スカンジナビア航空 ユーロボーナス
- シンガポール航空 クリスフライヤー
- タイ航空 ロイヤルオーキッドプラス
■ワンワールド
- 日本航空 JALマイレージバンク
- キャセイパシフィック航空 アジア・マイル
- カタール航空 プリビレッジクラブ
- カンタス・フリークエントフライヤー
- ブリティッシュ・エアウェイズ エグゼクティブ・クラブ
※フィンエアーのロイヤルティ通貨であるAviosポイントは、ブリティッシュ・エアウェイズへのポイント移行で利用できます。
■スカイチーム
- デルタ航空 スカイマイル
- エールフランスKLMフライング・ブルー
- ヴァージンアトランティック航空 フライングクラブ
■参加なし
- エミレーツ航空 エミレーツ・スカイワーズ(JALやジェットスターと提携)
- エティハド航空 エティハド ゲスト(ANAと提携)
アメックスゴールドプリファードカードのマイル「メンバーシップ・リワード・プラス」
※アメックスゴールドプリファードカードは参加無料で自動登録
アメックスゴールドプリファードカードは、メンバーシップ・リワード・プラス(年間参加費3,300円税込)が無料で自動付帯になったことで、ポイント有効期限が無期限になり、マイル移行レートがアップしました。
メンバーシップ・リワード・プラスが自動付帯になった最大のメリットとして、ポイント有効期限が無期限になったことです。
アメックスのポイント有効期限は3年間ですが、有効期限を迎える前にマイルやアイテムに交換する必要があります。
慌ててマイルに移行すると、航空会社側のマイル有効期限が36ヶ月と設定されているため、無理な旅行に行くことにもなりかねません。
その点、アメックスゴールドプリファードカードはポイント有効期限が無期限なため、ポイントを貯めるだけためてから、好きなタイミングで提携する航空会社のマイルに移行ができるので、計画を練った海外旅行が叶います。
メンバーシップ・リワード・プラスが自動付帯になりポイント有効期限が無期限になったメリットはとても大きいです。
■メンバーシップ・リワード・プラス参加費
- 年間参加費:3,300円(税込)
※アメックスゴールドプリファードカードは参加無料で自動付帯
アメックスゴールドプリファードカードのマイル「メンバーシップ・リワードANAコース」
アメックスゴールドプリファードカードで貯めたポイントをANAマイルに移行する際は、「メンバーシップ・リワードANAコース」に参加する必要があります。
メンバーシップ・リワードANAコース参加費は、年間5,500円(税込)/自動更新です。
ANAマイルに移行する際は必ず参加する必要があります。
「メンバーシップ・リワードANAコース」を攻略
アメックスゴールドプリファードカードで貯めたポイントをANAマイルに移行する際に必ず必要になる「メンバーシップ・リワードANAコース」を攻略しましょう。
■毎年40,000マイル以上を貯める方
アメックスゴールドプリファードカードで毎年40,000ポイント以上を貯める方は、「メンバーシップ・リワードANAコース」に毎年参加する必要があります。
ANAマイルへ移行は年間移行上限数が40,000マイルの制限があります。
ANAマイル側にはマイル有効期限は3年間という制限があります。
毎年40,000マイルを3年間連続で移行すると、最大120,000マイル貯める事ができます。
マイル有効期限の3年間を経過すると、最初に移行した40,000マイルは失効するのでご注意ください。
3年連続で合計120,000マイルを移行する予定の方は、海外旅行を計画しましょう。
2名で海外旅行を計画する場合、120,000マイルあれば「ハワイにレギュラーシーズンにプレミアムエコノミークラス」、「北米にハイシーズンにエコノミークラス」、「欧州にハイシーズンにエコノミークラス」で行けるマイル数になります。
※海外旅行へ行く予定のない方は、毎年「メンバーシップ・リワードANAコース」に参加する必要はありません。
■毎年40,000マイルまで到達しない方
アメックスゴールドプリファードカードで毎年40,000ポイントまで到達しない方は、40,000ポイントに到達して移行するタイミングで「メンバーシップ・リワードANAコース」に参加します。
毎年「メンバーシップ・リワードANAコース」に参加すると、毎年5,500円(税込)を無駄にする事になります。
40,000ポイントを貯めてマイル移行したら、次年度の更新はキャンセルします。
自動更新なので、ご注意ください。
このようにして40,000ポイントを貯めてからご自身のタイミングで参加したり、キャンセルしたりして上手く活用しましょう。
アメックスゴールドプリファードカードのマイル「交換レート」
アメックスゴールドプリファードカードはメンバーシップ・リワード・プラス(年間参加費3,300円税込)は無料で自動付帯のため、ポイントをマイル交換する際のレートはアップします。
メンバーシップ・リワード・プラス | 登録済み | 未登録 |
---|---|---|
ANAのマイル | 1,000ポイント→1,000マイル | 2,000ポイント→1,000マイル |
JALのマイル | 2,500ポイント→1,000マイル | 3,000ポイント→1,000マイル |
提携の外資系航空会社のマイル | 1,250ポイント→1,000マイル | 2,000ポイント→1,000マイル |
※赤字はアメックスゴールドプリファードカードの交換レート
アメックスゴールドプリファードカードはメンバーシップ・リワード・プラスが無料で、自動登録なので、マイル移行レートがアップするのは嬉しいです。
アメックスプラチナカード、アメックスビジネスプラチナカードはメンバーシップ・リワード・プラスは参加無料です。
他のアメックスのクレジットカードをお持ちの方で、貯めたポイントをマイル交換するご予定の方は参加する方がお得にマイル交換が叶います。
アメックスゴールドプリファードカードのマイル「移行方法」
アメックスゴールドプリファードカードのポイントをマイルに移行する方法をご紹介します。
手順①
事前に移行を希望する提携航空会社のサイトの「プログラム会員番号」を取得しておきます。
※リンク先で、移行を希望される提携航空会社の「必ずご確認ください」から、各提携航空会社のサイトでご登録ください。
手順②
アメックス・オンラインへログインをします。
手順③
「ポイントプログラムについて」タブを選択し「ポイント移行提携先プログラムのご登録」を選択します。
手順④
申し込みフォームを入力
「提携航空会社のプログラム会員番号」と「移行ポイント数」を入力します。
■ポイント移行の注意点
- はじめて移行する提携航空会社の場合、事前に移行先プログラムの会員番号の取得が必要となります。
- ANAマイルへの移行には、年間参加費(5,500円税込、2年目以降自動更新)がかかります。
- 初回の移行には通常2週間かかります。
- 2回目以降の移行の所要期間は、提携先により異なります。
- いかなる場合も、移行期間の短縮を承ることはできません。
■ANAマイルに移行する場合
- ANAマイルへ移行は、「メンバーシップ・リワードANAコース」として、年間参加費(5,500円税込、2年目以降自動更新)が掛かります。
- 「ANAマイレージクラブ」へのポイント移行は1日1回までとなります。
- 「ANA マイレージクラブ」へのポイント移行の上限は、1年間(1月1日 〜 12月31日弊社処理日)で、メンバーシップ・リワード・プラスに未登録の場合は80,000 ポイント(=40,000 マイル)まで、メンバーシップ・リワード・プラスに登録済みの場合は40,000 ポイント(=40,000 マイル)までです。
- アメリカン・エキスプレスのカードを複数枚お持ちの場合、各カードからのマイル移行ご依頼分を合算して上限を計算します。
■注意事項
- 移⾏期間や最少移行ポイント数、提携航空各社の連絡先などの詳細は、こちらから確認できます。
- 提携航空各社のポイントプログラムについてのご質問は、提携航空各社へお問い合わせください。
- 特典航空券のご利⽤はマイルへの移行完了後の空席状況によります。ご予約/ご利⽤等につきまして、アメリカン・エキスプレスは⼀切の責任を負いかねます。カード会員様ご自身でご確認ください。
- マイルのご利⽤には各提携航空会社の利用規約が適⽤されます。
- 移行申し込み後の変更、キャンセルはできません。
- 提携先プログラムの登録番号と照合が行えない場合やシステムメンテナンスなどにより、所要日数通りに移⾏されないことがあります。
- ANAマイルへの移行にかかる年間参加費(5,500円税込、2年目以降自動更新)は申し込み完了後に請求され、ご利用代金明細に「メンバーシップ・リワードANAコース」と表示されます。
- ANAマイルへの移行の有無にかかわらず、年間参加費の返金は承りかねます。
- ANAマイルへの年間参加費をキャンセルする場合は、カード裏面の電話番号までご連絡ください。