アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード(アメックスグリーン)が新デザイン(新券面)で2021年2月3日に発行がスタートしました。
ちょうど良い機会なので、私がアメリカンエキスプレスに入会した2005年当時のアメックスグリーンと券面を比較したいと思います。
16年前と2021年の最新のアメックスグリーンではどのような違いがあるのでしょうか。
パット見た感じ、全く異なるデザインにビックリしています。
また、最新の支払い方法も導入されているアメックスグリーンは券面にも表れていますね。
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2018年10月よりアメックスプラチナは申し込みができるようになりました。
懐かしの2005年のアメックスグリーン、2006年の旧アメックスゴールド、2007年のアメックスプラチナ、当時のアメックスのカードをyoutubeでご紹介しています。
お時間ある方はどうぞ遊びにいらしてください。
よろしければyoutubeもチャンネル登録をよろしくお願い致します。
アメックスの券面を新旧で比較!旧デザインのAMEX PLATINUM、AMEX GOLD、AMEX GREENをご紹介。懐かしい当時のAmerican Express
【目次】
- アメックスグリーンの券面を比較
- 2005年当時のアメックスグリーンのデザイン(券面)
- アメックスグリーンと旧アメックスゴールドの券面を比較
- 2021年のアメックスグリーンの券面デザイン(最新)
- アメックスグリーンの券面がどのように変わったのか?
- センチュリオン(百人隊長)のデザイン
- 会員資格取得年の有無
- 開始年月と終了年月の有無
- ICチップの有無
- NFCのアイコンの有無
アメックスグリーンの券面を比較
私がアメリカンエキスプレスに入会したのは今から18年前の2005年です。
友人の影響でアメリカンエキスプレスの存在は知っていたのですが、その当時のアメックスグリーンの年会費12,000円、旧アメックスゴールドの年会費22,000円が受け入れられず、しばらくは現金主義を通していました。
「クレジットカードの年会費で10,000円や20,000円って、毎年払い続けるの?」という考えがありました。
その後、やはり気になるブランドとして、2005年に初めてアメックスグリーンに申し込みました。
ちょうど、2005年以前にアメリカンエキスプレスのカードデザインが新デザインへ変更となる変革の時代でした。
私が入会した2005年にはアメックスグリーンは既に新デザインに券面が変更されていましたが、旧アメックスゴールドはまだ旧デザインで発行されていました。
そして、2021年2月に日本でも大きな券面のアップデートが行われました。
2005年当時と2021年2月3日以降のアメックスグリーンを比較した場合に明らかに異なるのは、AMERICAN EXPRESSの文字、カードの縁の帯が白色から緑色の同色になった事です。
カードを比較するとよくわかりますが、印象が全く異なります。
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2005年当時のアメックスグリーンのデザイン(券面)
※上記のカード画像は2005年当時のアメックスグリーンです。ICチップやタッチ決済のリップルマーク(扇形のアイコン)がないのはそのためです。
アメックスグリーンの2005年当時のカードは、既に大幅なデザインアップデート後の新デザイン(新券面)で発行が始まっていました。
当時の旧デザインのアメックスグリーンは、アメックスゴールドと同様ですが、唯一異なるのが、AMERICAN EXPRESSの文字と縁が白色でした。
そして、カード番号や氏名、有効期限、MEMBER SINCEなどのエンボスは黒色でした。
黒色エンボスのデメリットとして、エンボスの黒色が剥がれてカード番号が見えにくくなったことです。
カード全体の見た目は白色が入ることでとても明るい、さわやかな印象のカードになります。
アメックスグリーンと旧アメックスゴールドの券面を比較
※上記は2006年当時の旧アメックスゴールドの券面画像です。ICチップやタッチ決済のリップルマーク(扇形のアイコン)がないのはそのためです。
※上記は2007年当時のアメックスプラチナの券面画像です。ICチップやタッチ決済のリップルマーク(扇形のアイコン)がないのはそのためです。
2005年前後はちょうど、2021年と同じようにカードデザインを変更する大きな変革の時で、カード券面のデザインが大きくかわりました。
2005年当時の旧アメックスゴールドのカード背景にある「WORLD SERVICE」の囲み線は正方形でしたが、新しく発行されたアメックスグリーンから囲み線が廃止になりました。
そして、AMERICAN EXPRESSの文字が太く大きく、背景色抜きで影有りの立体文字でしたが、新デザインから影なしになりました。
カード番号や氏名などのエンボスは黒色で、センチュリオン(百人隊長)の顔の上にエンボスが打たれており、顔ははっきりと見えませんでした。
私はその当時から
「もう少し、センチュリオンを上に上げればいいのに」
と思っていました。
2021年のアメックスグリーンの券面デザイン(最新)
2021年2月3日発行分からアメックスグリーンは新しいデザイン(券面)になりました。
先ず機能面ですが、ICチップが搭載されており、暗証番号を入力して支払いができます。
そして、カード中央右側の電波のマークがNFC搭載のアイコンで、カードを端末にかざして支払いができます。
アメックスグリーンは今までにない洗練されたカードデザインになりました。
2021年2月3日発行のアメックスグリーンは全体的にナローなデザインを採用しており、細く、狭くなっています。
アメリカンエキスプレスのセンチュリオンラインのカードラインアップは、全てnarrowなデザインで統一されました。
センチュリオンライン三兄弟です。
車でも同様ですが、丸形から四角型になったり、服もゆったり着るからタイトに着るなど、歴史は繰り返されます。
2021年以降のデザインはnarrowですが、15年後にはまたwideなデザインに戻る感じではないでしょうか。
アメックスグリーンの券面がどのように変わったのか?
2021年2月3日以降発行分からアメックスグリーンは新しいカードデザインとなりましたが、随分と見た目の印象が変わりました。
それでは順番に下記でご紹介しますので詳しく見ていきましょう。
カードを比較するとよくわかりますが、印象が全く異なります。
AMERICAN EXPRESSの文字色、大きさ、間隔
カード上部中央にあるAMERICAN EXPRESSの文字ですが、大きく変わりました。
文字色が白色から黒色になり、文字が小さく、間隔も狭くなり、中央寄りになりました。
背景が淡いグリーンで、AMERICAN EXPRESSの文字が黒色になった事で引き締まった印象を持ちます。
以前のデザインはAMERICAN EXPRESSの文字がホワイトだったので、柔らかい印象でしたが、ブラックになり淡いグリーンの背景とのコントラストが素敵です。
帯の太さ
カードの縁にある帯の幅が狭くなりました。
以前のデザインは太かったので、どっしりとした印象がありましたが、細くなったことでとてもスタイリッシュな印象に変わっています。
旧デザインは、縁が白色なので帯が細いと、どうしても頼りなく見えるのですが、帯が太いので全体的に優しさはある中にどっしりとした風格が備わっています。
縁の色
ジャックニクラウスも驚きのカードの縁が白色から緑色に変更されました。
おそらく、American Expressが1958年にアメックスグリーンを米国とカナダで発行、1983年に日本で発行してから初めてとなる縁が白色から緑色になる大幅なデザインアップデートです。
これにより見た目の印象が随分と違って見えます。
背景の色
アメックスグリーンの券面の背景色ですが、今までにない色合いとなっています。
今までに見たことのない色になっており、とても新鮮な印象を与えます。。
真上から見ると淡いグリーンなのですが、斜めから見ると白っぽいグリーンで、白の割合が強い見た目となるので、とても面白いカラーだと思います。
MEMBER SINCEの位置
アメックスグリーンを取得した年が表示してあるMEMBER SINCEですが、背景全体が右寄りに移動したことでMEMBER SINCEの位置も右寄りに移動しました。
カードをよくご覧いただくとお分かりいただけますが、あらゆるところに波打ったAMERICAN EXPRESSとWORLD SERVICEの地球儀が配置されており、その中の一つをMEMBER SINCEの置き換え、下に入会年をエンボスしています。
センチュリオン(百人隊長)のデザイン
アメリカンエキスプレスの象徴となるのが、カード中央に描かれているセンチュリオン(百人隊長)ですが、2021年2月3日から発行されたアメックスグリーンのセンチュリオンは二重がクッキリとした男前になりました。
2005年当時に発行されていたアメックスグリーンと比較した場合、全体的に白っぽくなっています。
会員資格取得年の有無
昔のアメリカンエキスプレスのカードは全て、MEMBER SINCEの下に「会員資格取得年」と表示がありました。
いつの間にか会員資格取得年は廃止となり、2021年のアメックスグリーンのも表示はありません。
なぜアメリカンエキスプレスは会員資格取得年をエンボスしているのでしょうか。
その答えはSINCEというキーワードからもお分かりいただけますが、長年会員でいてくれるという感謝の表現ではないでしょうか。
開始年月と終了年月の有無
昔のアメリカンエキスプレスのカードは、有効期限だけではなく、有効期限と開始年月のエンボスがありました。
「VARID THRU/有効期限 開始年/月」と文字があり、エンボスがしてあるので、見た目がすっきりしませんでした。
カード表面にあまり文字やエンボスがあると綺麗に見えませんが、いつの間にか「Valid Thru」のみの表示に変わっていました。
この方がすっきりした見た目で好きです。
ICチップの有無
2005年当時のアメックスグリーンにはICチップはありません。
その当時は、コンビニで100円の缶コーヒー1缶買うにも都度サインが求められていました。
その後、アメリカンエキスプレスはまだ使えるお店がない時からいち早くICチップを搭載していました。
その当時、ICチップが使えるお店はコンビニくらいでしたね。
この頃、サインから暗証番号入力になり、便利になったと感動していました。
それが今は、NFCのタッチ決済です。
NFCのアイコンの有無
アメリカンエキスプレスは日本でNFCのタッチ決済が使えない時にいち早くNFCをカードに搭載していました。
(おそらく日本のクレジットカード会社では1番初めに搭載)
その当時、カード中央右側に電波のマークが追加されたのですが、これの意味をデスクに確認したのですが、「まだ日本ではご利用いただけません。」の回答のみでした。
どういう意味なのか、どのように利用するのかも分からない時です。
そして、2021年はNFCが使える加盟店がどんどん増えています。