巷で話題の「マリオットボンヴォイアメックスの家族カードをどうするか問題」を解説します。
マリオットボンヴォイアメックスの家族カードを発行する際のメリット・デメリットとは?
先に結論から申し上げますと、旧SPGアメックスのように基本カード2枚持ちで、ご主人と奥様でそれぞれゴールドエリートを付帯させるのは年会費と利用条件的に難しくなりました。
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードの場合、プラチナエリートを目指すのかゴールドエリートで維持するのか、マリオットボンヴォイアメックスカードの場合、ゴールドエリートを目指すのかシルバーエリートで維持するのか、基本カードを2枚持ちするのかなど、ご利用環境により組み合わせを考える必要があります。
アメックスプラチナは家族カード4枚まで無料!
マリオットボンヴォイ ゴールドエリートが付帯
ビジネスカード(個人・法人)の年会費は会計上、経費として計上することができます。
マリオットボンヴォイアメックスの家族カードはご家族の使い方により選びましょう。
先ずは、お住まいの地域によく利用されるマリオットボンヴォイホテルがあるか否か、家族旅行でよくお出掛け、たまに家族旅行に行くなどの環境により選ぶと良いでしょう。
組み合わせの選択肢として、プラチナエリートを目指すならマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードで基本カードと家族カード、ゴールドエリートを目指すならマリオットボンヴォイアメックスカードで基本カードと家族カード、2枚持ちで共にゴールドエリートを目指すなど色んな組み合わせが考えられますが、どのようにマリオットボンヴォイホテルを利用するのかでお考え下さい。
いくつかの組み合わせを考えてみましたので、ご紹介します。
今後のご参考にしてください。
基本カードはマリオットボンヴォイのゴールドエリートが付帯でワンランク上の滞在が叶う!
- マリオットボンヴォイアメックスの家族カードとは
- マリオットボンヴォイアメックスの家族カードの年会費
- マリオットボンヴォイアメックスの家族カードのメリット
- マリオットボンヴォイアメックスの家族カードはゴールドエリートが付帯しない
- マリオットボンヴォイ ゴールドエリートに付帯する特典・サービス
- マリオットボンヴォイアメックスは家族カードより基本カード2枚持ちの方がメリットが大きい場合もある
- マリオットボンヴォイアメックスの家族カード発行を検討中の方
マリオットボンヴォイアメックスの家族カードとは
2022年2月8日、マリオットボンヴォイアメックスが誕生しました。
上級のマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードとベースのマリオットボンヴォイアメックスカードの2枚になります。
申し込みは2022年2月24日から開始です。
マリオットボンヴォイアメックスカードとマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードには基本カードと家族カード(1枚目年会費無料)が用意されています。
今までのように基本カードの2枚持ち or 基本カードと家族カードで持つという2択だけではなく、様々な組み合わせが可能になりました。
基本カードと家族カード1枚持ちの場合、ポイントは基本カードに合算され効率よくポイントが貯まる、家族カードは1枚目年会費無料などのメリットがあります。
しかし、デメリットとして家族カードにはエリート会員は付帯しません。
基本カードの2枚持ちの場合、それぞれのカードでエリート会員が付帯し、さらに次のエリート会員へアップグレードが狙えるメリットがあります。
しかし、デメリットとして、ポイントがそれぞれのカードで貯まり非効率、基本カードの2枚持ちで年会費が高額になります。
メリットを最大化するにはご自身が今後、どのような旅行やマリオットボンヴォイホテルの利用を想定しているかで決まりそうです。
基本カードの2枚持ち、または家族カードを1枚発行するなど、様々な組み合わせが可能になったので、どのような旅行を予定しているのかで選んでください。
アメックスプラチナもホテルメンバーシップの特典でマリオットボンヴォイゴールドエリートが付帯します。
ヒルトンアメックスプレミアムなら毎日の朝食が無料、年間200万円利用でヒルトンオナーズダイヤモンド付帯でヒルトンホテルで最上級のおもてなしが体験できる
マリオットボンヴォイホテルは今後も続々と新規ホテルの開業が予定されています。
マリオットボンヴォイアメックスの家族カードの年会費
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード、マリオットボンヴォイアメックスカード共に家族カードが用意されています。
マリオットボンヴォイアメックスにリニューアルされて、家族カードは1枚目年会費無料になりました。
■家族カード年会費
家族カード1枚目、年会費無料
- マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード年会費:1枚目 年会費無料、2枚目 24,750円
- マリオットボンヴォイアメックスカード年会費:1枚目 年会費無料、2枚目 11,550円
マリオットボンヴォイアメックスの家族カードのメリット
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード、マリオットボンヴォイアメックスカード共に家族カードが用意されています。
家族カードを持つメリットですが、それぞれのカードで1枚目、年会費無料になりました。
これにより、日常使いからマリオットボンヴォイホテルの宿泊など、利用分は全て基本カードに合算されますので、ご家族全員で効率よくポイントを貯めることができます。
ポイントが効率よく貯まることで、希望するホテルのポイント無料宿泊特典へ早く到達することが期待できます。
飛行機を利用した旅行の場合、国内28ヶ所、海外1ヶ所の空港ラウンジが無料で利用できます。
基本カードと同伴者1名、家族カードと同伴者1名の合計4名が空港ラウンジを無料利用できるメリットは大きいです。
マリオットボンヴォイアメックスの家族カードは空港ラウンジを同伴者1名と共に無料で利用することができますので、基本カード会員と一緒に最大4名まで空港ラウンジが無料になります。
■家族カードで持つメリット
- 家族カード1枚目年会費無料で持てる
- 家族カード利用分のポイントは基本カードに集約、無料宿泊特典や次のエリート会員の条件到達が早くなる
- 家族カードも空港ラウンジが同伴者1名無料に
など、基本カードと同等の特典・サービスが利用できるなどメリットが多いです。
マリオットボンヴォイアメックスの家族カードはゴールドエリートが付帯しない
マリオットボンヴォイアメックスの基本カードに自動付帯するマリオットボンヴォイのゴールドエリートやシルバーエリートは、様々な特典・サービスが用意されており、多くのメリットを受けることができます。
ただし、家族カードはマリオットボンヴォイのゴールドエリートやシルバーエリートが付帯しません。
「どのような旅行を想定しているのか?」、「マリオットボンヴォイホテルやレストランをどう利用するのか?」で、カードの持ち方を考える必要がありそうです。
基本カードの2枚持ちまたは、家族カードの発行など、いずれかの選択が求められます。
たとえば、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードの家族カード(奥様)と非会員(お子様)でマリオットボンヴォイホテルに宿泊した場合、ゴールドエリートの特典が利用できないので、お部屋のアップグレード、14時までレイトチェックアウト、レストラン利用で15%割引の特典を受けることができません。
ただし、アメリカン・エキスプレスが提供している特典でマリオットボンヴォイホテルの利用で100円=6ポイントは適用されます。
ご家族全員で旅行に行くことが多い場合は基本カードと家族カードの持ち方、奥様とお子様の旅行が多い場合は基本カードの2枚持ちが基本的な持ち方になるのではないでしょうか。
とても悩ましい選択となりそうですね。
奥様とお子様の旅行が多い方であれば基本カードの2枚持ちをすれば解決できますが、年会費が高額、ポイントの合算はできないなど、デメリットがあります。
■家族カードのデメリット
- 家族カードはエリート会員が付帯しない
マリオットボンヴォイ ゴールドエリートに付帯する特典・サービス
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードは、マリオットボンヴォイのゴールドエリートが付帯します。
ゴールドエリート会員を獲得するには、1年間に25泊の宿泊実績が求められます。
1年間で25泊以上ですので、それなりの費用が掛かります。
1泊10,000円のホテルでも250,000円掛かりますので、大きな金額となります。
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード会員は上記の条件を満たさなくても、カード入会と同時にゴールドエリートが自動付帯されます。
また、マリオットボンヴォイアメックスカード会員は、年間100万円以上の利用でゴールドエリートが付帯します。
客室料金および部屋付けにできるスパやレストランなどの付随費用など、対象となる利用金額に対して25%の追加ポイントが付与されます。
客室アップグレードのリクエストは最善の努力で対応していただけますが、チェックインの空室状況により希望に添えない場合もあります。客室のアップグレードは会員本人のお部屋に限り可能で、各ホテルの空室状況により対応します。
ゴールドエリート会員は午後2時までのレイトチェックアウトをリクエストできます。空室状況によりレイトチェクアウトが利用できない場合もあります。
ゴールドエリートはホテル到着時に250ポイントまたは500ポイントのウェルカムギフトがもらえます。ポイント数はホテルブランドにより異なります。
ホテル予約のニーズに合わせてスピーディーでパーソナルなサービスを毎日24時間利用できます。
何らかの理由で予約が履行できなかった場合に当該ホテルが全額負担で近隣ホテルの客室を用意して、迷惑を掛けたことの補償もしていただけます。
マリオットのウェブサイトまたはアプリから予約をすると、無料で客室内の高速インターネットが利用できます。
マリオット公式ウェブサイトまたはアプリから直接予約することで会員料金が適用されます。
マリオットのアプリを利用することでモバイルチェックイン/チェックアウトが可能となり、スマホをルームキーとして利用できます。
ポイントはフリーナイトアワード(無料宿泊)に交換して世界各地の6,700軒以上のホテルやリゾートで祝祭日を含むどの日でも無料宿泊が楽しめます。会員が無料宿泊相当のポイントをお持ちであれば、スタンダードに空室がある限り部屋は必ず用意されます。(ブラックアウト/特典除外日なし)
現金とポイントを組み合わせた支払いで予約すると、55米ドル+3,500ポイントから宿泊が可能となります。ホテルカテゴリーと宿泊日に応じて予め決められた現金+ポイントを利用することで宿泊が可能となります。
プログラム参加ホテルで宿泊中(チェックインからチェックアウトまで)にカクテル、お食事、スパ体験など、客室に料金チャージできるものは何でも、その場でポイント交換ができます。
2,500ポイント=5ドル
9,000ポイント=20ドル
など
PointSavers(ポイントセーバー)で手軽に旅が楽しめます。世界各地の人気の旅行先を最大33%割引の交換率でポイント交換が可能となります。ホテルカテゴリーと宿泊日に応じて予め決められたポイント数で利用が可能となります。
マリオットボンヴォイアメックスは家族カードより基本カード2枚持ちの方がメリットが大きい場合もある
「マリオットボンヴォイアメックスの家族カードをどうするか問題」は、家族カード会員(奥様、お子様、ご両親など)がどれだけ単独でマリオットボンッヴォイホテルに宿泊するのかで判断すれば良いと考えています。
奥様とお子様で旅行、マリオットボンヴォイホテル宿泊、レストランの利用がほとんど無い場合は、家族カードで良いと思います。
奥様とお子様でマリオットボンヴォイホテルに宿泊、レストランの利用が多い場合は基本カード2枚持ちで発行する方がメリットが大きい場合もあります。
ただし、マリオットボンヴォイアメックスになってから2タイプのカードが発行され、どのような組み合わせで持つのが最善かは利用環境次第になります。
マリオットボンヴォイアメックスの家族カード発行を検討中の方
マリオットボンヴォイアメックスの家族カード発行を検討中の方は、奥様とお子様が年間でどの程度旅行やホテル滞在、レストランの利用を想定しているかで判断してください。
マリオットボンヴォイのゴールドエリートが付帯するマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードは年会費49,500円ですので、年間で数回程度の利用であれば、家族カードがおすすめです。
毎月ホテルに宿泊やレストランを利用される方は基本カードで発行することで、ゴールドエリートで提供する客室のアップグレード、14時までレイトチェックアウト、レストラン15%割引など、多くの特典を受けることができ、年会費負担も軽減されそうです。
■特典を金額に置き換え
客室のアップグレード:約5,000円
レストラン15%割引:1,500円相当(10,000円分利用時)
14時レイトチェックアウト:約4,000円
約10,000円に相当