2021年、日本でマリオットボンヴォイアメックスカードの発行が期待されますが、年会費、特典、カード券面を大胆予想してみた。
SPGアメックスに代わり、マリオットボンヴォイアメックスカードの誕生が期待される日本で、本国アメリカやカナダで発行されるマリオットボンヴォイアメックスカードと比較してみました。
マリオットボンヴォイブリリアントアメックスカードかマリオットボンヴォイアメックスカードか、どちらのカードデザインが日本で発行されるのでしょうか。
現行から特典・サービスが追加されて年会費値上げもあるのか?
いつ発行されるのか?
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【目次】
- 日本のマリオットボンヴォイアメックスカードを予想
- マリオットボンヴォイアメックスカードの券面は2種類ある
- アメリカのマリオットボンヴォイアメックスを比較
- 日本で1枚体制の場合、マリオットボンヴォイアメックスカードになるのか?
日本のマリオットボンヴォイアメックスカードを予想
日本では、SPGアメックスの後継としてマリオットボンヴォイアメックスカードの発行が期待されています。
アメリカやカナダでは既にマリオットボンヴォイアメックスカードの発行がスタートしています。
マリオットボンヴォイアメックスカードのお話の前にマリオットホテルとSPGホテルのお話をします。
2016年にSPGホテルをマリオットホテルが買収して、世界最大のホテルグループが誕生しました。
そして、2018年にSPG、マリオットリワード、ザ・リッツ・カールトンリワードの3つのホテルグループのロイヤルティプログラムが「マリオットボンヴォイ」に統合されました。
SPGアメックスは元々、スターウッドホテルとアメリカンエキスプレスとの提携カードとして発行されていました。
マリオットはVISAと提携カードを発行していたため、マリオットがSPGを買収した時にSPGアメックスはなくなり、VISAカードで発行になると悲しんでいましたが、マリオットはアメリカンエキスプレスと提携したマリオットボンヴォイアメックスカードを発行しました。
アメリカやカナダなどで先行してマリオットボンヴォイアメックスが発行されており、日本でもSPGアメックスの後継としてマリオットボンヴォイアメックスが期待されています。
2021年のアメリカンエキスプレスの動向を見ていると、アメックスゴールドやアメックスプラチナに新特典が追加されました。
これは何を意味するのかと言いますと、後に年会費値上げがあるということが予想されます。
マリオットボンヴォイアメックスカードも同様で、新しい券面でスタートするタイミングで新たに特典・サービスが追加され、年会費も5,000円程度の値上げがありそうと予想します。
予想するマリオットボンヴォイアメックスカードの年会費:39,600円(36,000円税抜)
新しい特典ですが、スマートフォンプロテクションが最近のトレンドですので、マリオットボンヴォイアメックスカードにも付帯すると予想します。
新特典追加で期待したいところでは、プライオリティパスと招待日和があります。
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マリオットボンヴォイアメックスカードの券面は2種類ある
現在、先行してアメリカやカナダでマリオットボンヴォイアメックスカードが発行されていますが、カードデザイン(券面)がそれぞれの国で異なります。
券面だけではなく、年会費や付帯特典・サービスが異なります。
アメリカでは個人用でマリオットボンヴォイブリリアントアメックスカードとして発行されており、年会費は450米ドルとプラチナカードに相当します。
カナダでは、個人用でマリオットボンヴォイアメックスカードとして発行されており、年会費は120カナダドルとなっており、ゴールドカードに相当します。
これら2種類のマリオットボンヴォイアメックスカードの券面ですが、日本ではどちらが発行されるのかとても気になります。
券面だけではなく、年会費も気になります。
マリオットボンヴォイブリリアントカードの日本版として年間利用金額の条件を満たすとマリオットボンヴォイプラチナエリートが付帯するのか、通常のマリオットボンヴォイアメックスカードにマリオットボンヴォイのゴールドエリートが自動付帯するのか、とても興味があります。
現行のSPGアメックスと同様にマリオットボンヴォイアメックスカードでも年会費以上の特典・サービスが利用できるように期待しています。
日本発行の券面はマリオットボンヴォイブリリアントアメックスカードで、年会費はそのままで、付帯特典・サービスは少し追加で発行を希望します。w
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アメリカのマリオットボンヴォイアメックスを比較
アメリカやカナダでは既にマリオットボンヴォイアメックスとして発行がスタートしています。
アメリカンエキスプレスの場合、本国アメリカで最初にスタートし、同様または類似する方法で各国へ展開していきます。
マリオットボンヴォイアメックスも同様で、先ずはアメリカからスタートし、やがて日本へ展開するという施策が基本になります。
アメリカは、個人用にマリオットボンヴォイブリリアントアメックスカードと仕事用にマリオットボンヴォイビジネスアメックスカードの2枚体制となっています。
アメリカで発行されているマリオットボンヴォイブリリアントアメックスカードは年会費が450米ドル(円換算49,500円ほど)と付帯特典・サービスと比較すると、とてもリーズナブルな年会費設定となっています。
新規入会キャンペーンも、ご入会後、3ヶ月以内に3,000米ドル利用で75,000マリオットボンヴォイポイントがもらえます。
さらに6ヶ月以内に米国内のレストランで利用すると、最大200米ドルが獲得できます。
さすが本国、アメリカということでかなり手厚い特典・サービスが提供されています。
その中でも特に目を見張るのが1年間で75,000米ドルを利用すると、マリオットボンヴォイのプラチナエリートが付帯することです。
75,000米ドルを使ってプラチナエリートになるなら、1年間に50泊をしてプラチナ修行で獲得した方がかなり安く獲得できそうです。
上記以外の特典として、15エリートナイトクレジット、プライオリティパス、300ドル分クレジットなどが付帯しています。
カナダは、個人用にマリオットボンヴォイアメックスカードと仕事用にマリオットボンヴォイビジネスカードの2枚体制となっています。
カナダのマリオットボンヴォイアメックスカードの年会費は120カナダドルとなっており、家族カードは年会費無料で持てます。
年会費が安く抑えられている分、自動付帯するエリート会員資格がシルバー会員となり、1年間で10泊した後ゴールド会員にアップグレードまたは30,000カナダドルの利用の選択となります。
また、マリオットボンヴォイホテルの利用ポイントや日常利用で付帯するポイントが日本と比較すると少ないです。
特筆すべきは次のエリート会員資格に手が届きやすくなるエリートナイトクレジットが15泊分もらえます。
カード継続の無料宿泊、ポイントをマイル移行の還元率1.25%は日本と同様です。
アメリカとカナダを比較した場合、どちらも年会費に見合う特典内容になっているように思われます。
今後、日本のマリオットボンヴォイアメックスカードはどちらのカードが上陸するのかとても気になります。
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日本で1枚体制の場合、マリオットボンヴォイアメックスカードになるのか?
2021年7月14日現在、日本で発行されているSPGアメックスの年会費は34,100円となり、アメリカとカナダのちょうど中間の年会費設定となっています。
また、付帯する特典・サービスもアメリカとカナダの中間になるようなちょど良いバランスとなっているように思います。
ここで気になるのが、今後日本で展開されるマリオットボンヴォイアメックスカードがどちらのカードを採用するのかです。
アメリカ仕様のマリオットボンヴォイブリリアントアメックスカードが日本に上陸するとなると、年会費は70,000円ほどになると想像します。
これはヒルトンアメックスプレミアムとのバランスを取るための設定になると想像します。
ヒルトンアメックスプレミアムでヒルトンオナーズの最上位、ダイヤモンド会員を獲得するために年間200万円の利用が条件となります。
同様にマリオットボンヴォイブリリアントアメックスカードが日本に上陸するとなると、アメリカと同様に1年間の利用金額が設定されると思いますが、アメリカで75,000米ドルを考えると日本では900~1,000万円を利用するとプラチナエリートが付帯するような設定になりそうです。
これらを考えるとマリオットボンヴォイブリリアントアメックスカードの日本上陸は考えにくいです。
ただし、アメリカンエキスプレスの場合はカード券面は万国共通ですが、付帯する特典・サービスは各国が独自に提供しているため、マリオットボンヴォイブリリアントアメックスカードの名称を日本向けに変更し、付帯特典もアレンジして提供は十分に考えられます。
マリオットボンヴォイアメックスカードが各国1枚体制というのを考えると、日本ではクラシックのマリオットボンヴォイアメックスカードの券面を採用し、いくつか特典・サービスを追加して、少し値上げして上陸が現実的だと思います。
マリオットボンヴォイアメックスカードの年会費は現行の34,100円より5,000円ほど値上げされ、39,600円(36,000円税抜)で展開されるのではと思っています。
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