アメックスのクレジットカードを迷っている方の疑問を解決します。
アメックスは多くの方に人気があり、持ってみたい憧れのクレジットカードです。
でも実際に申し込みとなると、年会費や入会しても「付帯する特典・サービスを上手く使いこなせるだろうか?」などの心配もあると思います。
Creca Styleのブログでおすすめを比較&ご提案で、一挙解決へ導きます。
「今、アメックスのクレジットカードを検討中なのですが、色々と不安なところがあります。」という方の疑問を解決して、背中をそっと押してあげるページです。
Crea Styleでは、アメックス歴18年以上の経験と知見でアメリカン・エキスプレス(アメックス)の「どうして?」「なぜ?」の疑問を解決したいと思います。
24時間365日 セクレタリーサービス(秘書)で、レストラン・ホテル・航空券の予約が可能
ヒルトンオナーズのゴールド会員が付帯し、毎日の朝食が2名分無料になります。
【目次】
- アメックスのクレジットカードとは?
- アメックスのポイントはお得ですか?
- アメックスの年会費が高いけど、どうして?
- アメックスは年会費無料にはならないですか?
- アメックスの限度額は無制限ですか?
- アメックスは空港ラウンジが使えますか?
- アメックスで公共料金は払えますか?
- アメックスの中でおすすめのカードはどれ?
- アメックスは自慢できるステータスはありますか?
- アメックスのクレジットカードは育てなくても良くなった?
- アメックスゴールドはアメックスプラチナの登竜門でなくなった?
- 今、アメックスは付帯する特典・サービスでカードを選ぼう!
- 商品の決済だけならアメックスより年会費無料のクレジットカードにしよう!
アメックスのクレジットカードとは?
アメックスの歴史を少しお話し致します。
アメリカン・エキスプレスは、1850年にアメリカ・ニューヨーク州バッファローで誕生しました。
ヘンリー・ウェルズ、ウィリアム・ファーゴ、ジョン・バターフィールとの3人がそれぞれ経営していた運送業を統合して「アメリカン・エキスプレス」を設立しました。
その後、1917年に横浜に日本初の事務所を開設しました。
1954年にアメリカン・エキスプレス・インターナショナル,Inc日本支社設立
1980年に日本で初めてゴールドカードである「アメックスゴールド」を発行
1983年に「アメックスグリーン」を発行
1993年に「アメックスプラチナ」を発行
米国で170年以上、日本でも103年の経営実績のある歴史あるクレジットカード会社なのです。
アメックスといえば主に富裕層をターゲットにした経営をしていて、バブルの頃にはアメックスゴールドが大人気だったそうです。
その頃、テレビCMでジャック・ニクラスが「Do you know me?」「出かける時は忘れずに」って言っていたらしいですよ。
アメックスのイメージは、海外旅行、ゴルフ、高級ホテル、高級レストランなど、余暇を楽しむためのT&E(トラベル&エンターテインメント)カードとして認識されています。
高級レストランで会食やゴルフ、大型連休は海外旅行で出掛けたりと、余暇を存分に楽しめるように多くの特典・サービスが付帯しているのが特長です。
アメックスには多くの特典・サービスが付帯している分、他社のクレジットカードと比較すると年会費が少し高めに設定します。
これらの特典・サービスをどう使いこなすかでアメックスのクレジットカードは価値が違ってきます。
会食でレストランの利用が多い方、長期休暇には海外旅行に出掛ける方、趣味でゴルフをする方などには嬉しいクレジットカードです。
逆に商品を購入するだけのクレジットカードだけの機能を求めている方には少々割高な印象になるでしょう。
このようにアメックスのクレジットカードはきちんとした利用目的を持った方が持つと、年会費に対する費用対効果が高いし、あまり使わない方には負担が大きくなります。
アメックスの個人カードは余暇を楽しむためのクレジットカード、法人カードはビジネスを楽しむためのビジネスカードになっています。
先ほどお伝えしましたが、利用目的を持った方のために、カードラインアップが多く用意されています。
例えば、海外旅行で広範囲で使いたい方にはプロパーカード、ホテルでワンランク上の滞在を希望される方にはマリオットボンヴォイアメックス、マイルを貯めたい方に向けた方にはANAアメックスやデルタアメックス、ビジネスを成功へ導きたい方はビジネスカードなど、それぞれの目的にあったラインアップが自慢です。
そんな中でも、迷っている方、何でもこなしたい方はプロパーカードのアメックスグリーン or アメックスゴールド、旅好きな方はヒルトンアメックスとマリオットボンヴォイアメックスをお勧めします。
とりあえず実際に持ってみて、1年間利用してみて、ご自身のライフスタイルに合うカードなのかを体験してみて、飛行機に乗ることが多くなった、ホテルに泊まることが多くなったなど、環境が変わればそれに合うアメックスのカードを選べばいいです。
付帯特典やサービスの充実、対外的なところを気にされる方はアメックスプラチナがお勧めです。
数年使っていると、使い方が分かってくるので、アメックスの2枚持ちの方も多くいらっしゃいます。
アメックスプラチナとアメックスビジネスゴールド、アメックスプラチナとマリオットボンヴォイアメックス、アメックスグリーンとANAアメックスゴールドなど、2枚持ちで楽しむことも可能です。
ビジネスを成功へ導く特典・サービスが付帯
経理業務を効率化、出張をサポート、充実のポイントプログラム
ビジネスカード(個人・法人)の年会費は会計上、経費として計上することができます。
アメックスのポイントはお得ですか?
アメックスのポイントは、メンバーシップ・リワードという名称です。
100円=1ポイントまたは200円=1ポイントでメンバーシップ・リワードのポイントが貯まります。
日常のお買い物であれば100円=1ポイントですが、公共料金など一部の加盟店は200円=1ポイントになります。
年会費や電子マネーチャージなど、一部の加盟店ではポイント付与対象外もあります。
他のクレジットカード会社では1,000円単位でポイントが貯まりますので100円単位は切り捨てになります。
その点、アメックスは100円単位でポイントが貯まるので、取りこぼしなく貯めることがメリットになります。
- ポイント有効期限:最大3年間
アメックスのポイントは最大3年間の有効期限があります。
ただし、有効期限を無期限にする方法が2つ用意されています。
一度賞品と交換するか、メンバーシップ・リワード・プラスに参加する2択になります。
なお、メンバーシップ・リワード・プラスは年会費が掛かります。
- メンバーシップ・リワード・プラス参加費:3,300円(税込/自動更新)
メンバーシップ・リワード・プラスは有料のプログラムとなりますが、ポイント交換する際にレートがアップされます。
ポイントをカード利用後の代金に充当したり、マイルやホテルポイントに交換したり、楽天スーパーポイントやTポイント、マリオットボンヴォイのポイントに交換したり、旅行代金に充当したり、ヨドバシカメラや高島屋の店頭で支払いに充当したりする際のレートがアップするメリットがあります。
アメックスのポイントは通常、100円=1ポイントで貯まります。
普段使いのコンビニやスーパーマーケットでも100円=1ポイントで無駄なく貯められるのがメリットですね。
電気代、ガス代、水道代、国税、都道府県税、国民年金保険料、Amazon Pay、au WALLET、d払い、病院、Yahoo!totoなどは200円=1ポイントになります。
NHK、各種電子マネー、寄付団体などはポイント付与対象外になります。
アメックスの年会費が高いけど、どうして?
アメックスのクレジットカードは他社と比較すると、年会費が高めに設定されています。
その理由は、アメックスには多くの特典・サービスが付帯しているからです。
特にアメックスはT&Eカードと呼ばれていて、旅行に関する特典・サービスでは群を抜いています。
- 海外旅行の際にスーツケースを自宅=空港で無料宅配
- 空港駅からチェックインカウンターまで手荷物を無料ポーター
- 空港ラウンジが同伴者1名と共に無料
- 現地で24時間日本語サポート
などなど、書き切れない程の特典・サービスが付帯しています。
保険も充実していて、国内旅行や海外旅行のほか、ショッピングプロテクション、オンラインプロテクションなどなど、各種プロテクションも充実しています。
これだけ充実した特典・サービスが付帯しているからこそアメックスの年会費は高く設定されているのです。
アメックスは、エルメス、パティック・フィリップ、フェラーリなどの超高級ブランドを所有するのと同様に、クレジットカード業界の雄なんです。
そのブランドが今の地位を築くまでに長い歴史があるからこそ皆様の憧れであり、それはアメックスも同様です。
センチュリオン(百人隊長)のローマ兵士がデザインされたカード券面がアメックスの象徴です。
アメックスには多くの特典・サービスが付帯しているので年会費が高めに設定してあります。特に海外旅行によくお出かけの方には年会費負担は少なくなりそうです。T&Eであまり利用されない方には負担が多くなります。
アメックスは年会費無料にはならないですか?
アメックスは年会費が高めに設定されていますが、それが理由で入会を躊躇されている方もいるかもしれませんね。
たとえば、アメックスが年会費無料であれば入会を検討される方もいると思いますが、本家アメックスのクレジットカードは年会費無料のカードはありません。
アメックスのポイントを年会費に充当する方法があります。
アメックスのメンバーシップリワードのポイントは1ポイント=1円(メンバーシップリワードプラスに参加)で、年に1回、年会費請求のある時だけポイントを年会費に充当することができます。
このタイミングで多くのポイントをお持ちの方であればアメックスのクレジットカードを年会費無料にすることができます。
年会費無料にできないでも、ポイントを年会費に充当することで年会費負担を軽減することはできそうです。
アメックスは基本的に年会費無料のカードは存在しません。あるとすれば、ポイントを年会費請求のタイミングで年会費に充当して年会費無料にする方法です。メンバーシップリワードのポイント活用方法として、1ポイント=1円で年会費に充当することができます。
アメックスの限度額は無制限ですか?
アメックスの限度額は会員ごとに個別に決められています。
入会当初の限度額は低めに設定してあり、会員の属性により10〜30万円ほどが目安になると思います。
アメックスの限度額は一応の目安となっているため、他社のように限度額を1円でもオーバーすると利用できなくなることはありません。
限度額が高いと言われているダイナースクラブカードでも限度額300万円が一応の目安になっています。
アメックスは少し変なところがあります。
一般的には、一般カードよりゴールドカード、ゴールドカードよりプラチナカードの方が限度額が多く設定する傾向がありますが、アメックスの場合はアメックスグリーンでも限度額が高額の方もいらっしゃるみたいです。
アメックスの場合、カードの色は付帯される特典・サービスの違いで、限度額に関しては会員の利用履歴や属性により変動するみたいです。
アメックスは使えば使うほど限度額が上がります。逆に使わないと限度額は下がるらしいです。
私も実際にどんどん使っているときは限度額が上がっていきましたし、使わなくなると下がるのかな?
アメックスのカードに入会後、アメックス・オンラインに登録することになりますが、その項目の中に任意の数字を打ち込んで限度額の確認ができます。
たとえば、500万円と打ち込んでみて「good news!」が出れば、今あなたに与えられている限度額の目安は500万円ということになります。
ただし、こちらの限度額の確認はあくまで目安になります。
アメックスの限度額はカードの色で決まっていなくて、会員の属性で限度額を決めている。どんどん使う方の限度額は高い傾向があります。
アメックスは空港ラウンジが使えますか?
アメックスは、一部のカードを除き空港ラウンジ(いわゆるカードラウンジ)が無料で利用できる特典が付帯しています。
プロパーカード、ビジネスカード、提携カードなどで空港ラウンジ(国内28ヶ所、海外1ヶ所)が利用できます。
国内の主要空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港の空港ラウンジが無料で利用できます。
空港ラウンジが無料で利用できる範囲ですが、基本カードと同伴者1名、家族カードと同伴者1名と、同伴者1名も無料で利用できるのが大きな特長となっています。
他社のクレジットカードは基本カード会員のみ無料で利用でき、同伴者は有料となる中、アメックスは同伴者1名も無料で利用できるので家族で飛行機を利用した旅行で威力を発揮します。
アメックスの中でもアメックスグリーン、アメックスゴールド、アメックスプラチナ、アメックスセンチュリオンのセンチュリオンラインのクレジットカードでは、世界中の多くの空港でVIP空港ラウンジを展開しているプライオリティ・パス(PP)が利用できます。
アメックスプラチナとアメックスセンチュリオンの基本カードと同伴者、家族カードと同伴者の合計4名はプライオリティ・パスが無料で利用できます。
アメックスグリーンは99米ドルの年会費が無料になり、1回につき35米ドルで利用できます。
アメックスゴールドは99米ドルの年会費が無料になり、年間2回まで無料で利用できます。3回目以降は35米ドルで利用可能です。
海外旅行好きな方にはプライオリティ・パスのVIP空港ラウンジが無料で利用できるメリットは絶大ですよ。
アメックスプラチナとアメックスセンチュリオンは一番上のグレードで利用制限はありません。
アメックスプラチナ、アメックスビジネスプラチナ、アメックスセンチュリオン会員は、世界中の多くの国や地域に展開するアメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクションが基本カード会員と同伴者、家族カード会員と同伴者は無料で利用することができます。
※ただし、アメックスビジネスプラチナ会員は「Escape Lounge US」は利用できません。
- The Centurion® Lounge
- International American Express Lounges
- Japan Domestic Airport Lounge
- Delta Sky Club
- Airspace
- Escape Lounge US
- Plaza Premium Airport Lounges
- Priority Pass
- Lufthansa Lounges
アメックスで公共料金は払えますか?
アメックスのクレジットカードで公共料金の支払いができます。
生活に密着した毎月の固定費の支払いでもポイントが貯まるのは嬉しいですね。
通常、アメックスは100円=1ポイントでポイントが貯まりますが、公共料金などの場合は200円=1ポイントでポイントを貯めることができます。
提携カードは提携先のポイントまたはマイルに適用されます。
一般的なクレジットカード会社は1,000円につき1ポイントの場合が多いですが、アメックスは100円または200円につき1ポイントで取りこぼしなくポイントを貯めることができます。
電気料金、ガス料金、水道料金の支払いが可能です。
・電力会社
- 北海道電力
- 東北電力
- 東京電力エナジーパートナー
- 中部電力
- 関西電力
- 中国電力
- 九州電力
- 沖縄電力
- 北陸電力
- 四国電力
・ガス料金
- 北海道ガス
- 仙台市ガス局
- 東部ガス
- 北陸ガス
- 日本海ガス
- 東彩ガス
- 武州ガス
- 京葉ガス
- 大多喜ガス
- 東京ガス
- 長野都市ガス
- 静岡ガス
- 東邦ガス
- 大津市企業局
- 大阪ガス
- 広島ガス
- 岡山ガス
- 山口合同ガス
- 四国ガス
- 西部ガス
- 日本ガス(鹿児島市)
・水道料金
- 札幌市水道局
- 水戸市水道局
- 東京都水道局
- 多摩地区都営水道
- 武蔵野市水道部
- 横浜市水道局
- 小松市水道料金
- 甲府市上下水道局
- 名古屋市上下水道局
- 浜松市上下水道局
- 大津市企業局
- 桑名市上下水道部
- 京都市上下水道局
- 大阪市水道局
- 神戸市水道局
- 猪名川市水道料金
- 尼崎市水道局
- 福岡市水道局
- 新宮市上下水道
- 長崎市上下水道局
- 国税・地方税(都道府県税)など
国税は、申告所得税及び復興特別所得税、消費税及び地方消費税、法人税(連結納税を含む)、地方法人税(連結納税を含む)、相続税、贈与税などです。
地方税は、ふるさと納税・寄附金等、都道府県民税(個人・法人)、市区町村民税(個人・法人)、不動産取得税、固定資産税、都市計画税、自動車税、自動車取得税などです。
- Amazon Pay
- au WALLET残高
- WebMoneyプリペイドカードLite
- d払い(QRコード、バーコード決済分)
- ローソンスマホレジ
- 病院
- Yahoo!toto
- 郵便窓口/Webゆうびん
以下の支払いはポイント付与対象外となります。
- カード年会費など
・放送局
- NHK
・電子マネー
- 楽天Edy
- モバイルSuica
- SMART ICOCA
- モバイルPASMOチャージ
・寄付団体
- 国境なき医師団
- 国際連合食糧計画WFP協会
- 国連UNHCR協会
- セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
- 日本赤十字社
- 日本ユニセフ協会
- プラン・インターナショナル
- ワールド・ビジョン・ジャパン
アメックスの中でおすすめのカードはどれ?
アメックスのおすすめのカードは持たれる方のライフスタイルで決めるのが一番良いです。
大別して5種類のアメックスのカードがありますが、ご自身が何を求めているのかで選ぶのが良いでしょう。
どのアメックスに申し込めばいいのか分からないとおっしゃる方は、センチュリオンラインのアメックスグリーンまたはアメックスゴールドがおすすめです。
有り余る特典・サービスが自慢のアメックスプラチナも申し込みができるので一度体験してみるのもいいですね。
他社プラチナカード相当の特典・サービスが付帯
他社ゴールドカード超越の特典・サービスが付帯
ホテルでワンランク上の滞在を希望される方は、SPGアメックスの後継カード マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードやヒルトンアメックスカードまたはヒルトンアメックスプレミアムカードがおすすめです。
貯めたポイントを無料宿泊や提携する航空会社のマイルに利用できるので好循環でホテル滞在や旅行がが楽しめます。
マリオットボンヴォイのゴールドエリートが付帯で、客室のアップグレードや14時までレイトチェックアウトが叶う。
マリオットボンヴォイのゴールドエリートが付帯
▶マリオットボンヴォイアメックスプレミアム
ヒルトンオナーズのゴールド会員が付帯で、客室のアップグレードや毎日の朝食が2名分無料になる。
ビジネスで利用される方は、アメックスビジネスプラチナがおすすめです。
理由は、カード年会費が経費になり、ビジネスで役立つ多くの特典・サービスが付帯しているからです。
24時間365日 セクレタリーサービス(秘書)で、レストラン・ホテル・航空券の予約が可能
ビジネスを成功へ導く特典・サービスが付帯
他社ビジネスゴールド超越の特典・サービス付帯
マイルを効率よく貯めたい方は、ANAアメックスゴールド、デルタアメックスゴールド、スカイトラベラープレミアがおすすめです。
一般カードよりゴールドカードランクを選ぶことで、マイルが効率よく貯められ、付帯する特典・サービスが多く、空の旅でメリットがあります。
航空会社提携クレジットカードで大きくマイルが貯まる
梅田界隈、銀座界隈、博多界隈でショッピングを楽しんでSポイントを効率よく貯めたい方はペルソナアメックスがおすすめです。
一概におすすめのカードは言えません。ご自身が何を求めているかで決めるのがベストです。特に求めているものがない方は、センチュリオンラインのカード、ホテルでワンランク上の滞在を希望される方はマリオットボンヴォイアメックスまたはヒルトンアメックス、マイルを効率よく貯めたい方はANAアメックスまたはデルタアメックスなど航空系、ビジネスを成功へ導きたい方はアメックスビジネスカードと、それぞれ目的に合うアメックスのカードを選択しましょう。
アメックスは自慢できるステータスはありますか?
アメックスは米国で170年以上、日本でも100年以上の歴史ある由緒正しきクレジットカード会社です。
アメリカン・エキスプレスは、アメリカの著名投資家、ウォーレン・バフェット氏のお気に入り銘柄でもあります。
そんなアメリカン・エキスプレス(アメックス)は世界中でステータスと知名度があり、自慢できるクレジットカードです。
米国では特にアメックスのクレジットカードはステータスがあり、ご自身を証明するID代わりになると言われています。
きちんとした人、支払い能力のある方として見てもらうことができるらしいですよ。
噂では米国でアメックスのクレジットカードで支払いをしようとすると、別室に通されておすすめの商品をご紹介されるそうです。
もちろん、日本国内でもアメックスといえば、高級クレジットカードと認識されています。
お店の方や対外的なところでアメックスがあれば信用度やステータスは他社の群を抜きます。
アメックスのクレジットカードは育てなくても良くなった?
一昔前まではアメリカン・エキスプレスといえば、育てるクレジットカードということでアメックスセンチュリオンやアメックスプラチナまでのプロセスが楽しみでした。
アメックスグリーン、アメックスゴールド、アメックスプラチナ、アメックスセンチュリオンとランクが上がり、利用履歴によりインビテーションが届けられていました。
アメックスグリーンとアメックスゴールドまでは申し込みが可能で、アメックスプラチナとアメックスセンチュリオンはインビテーションとなっていました。
しかし、2018年10月よりアメックスプラチナは門戸開放宣言のもと、申し込み制を導入しました。
ある意味、アメックスのクレジットカードはカードを育てるのが楽しみの一つでした。
ある日、突然、インビテーションが届いて腰を抜かすほど嬉しくなるのが楽しみでしたが、アメックスプラチナも申し込み制になり、楽しみが少なくなった印象です。
ロールプレイングゲーム的な感覚でレベルが上がっていく楽しみがありましたが、今はそれがありません。
アメックスゴールドはアメックスプラチナの登竜門でなくなった?
アメックスプラチナが2018年10月に申し込み制を導入したことで今までのヒエラルキーが無くなりました。
アメックスグリーン、アメックスゴールド、アメックスプラチナ、アメックスセンチュリオンというカードランクがあり、それぞれのカードで利用履歴を積み重ね、段階を経てアメックスプラチナを取得するというプロセスが無くなりました。
アメックスプラチナが申し込み制を導入したことで、アメックスゴールドの立ち位置が中途半端になっています。
他社ゴールドカード以上の特典・サービスが付帯するアメックスグリーンでもアメリカン・エキスプレスの世界観を十分堪能することができます。
アメックスプラチナであれば、有り余るほどの特典・サービス、24時間365日対応のコンシェルジュサービスが利用できるなど、アメリカン・エキスプレスのこの上ない体験が可能です。
おそらく、アメックスのセンチュリオンラインで入会を考えている方は、アメックスグリーン or アメックスプラチナでお考えだと思われます。
もちろん、差別化するためにアメックスグリーンとアメックスゴールドでは特典・サービスで違いを設けています。
たとえば、京都特別観光ラウンジやゴールドワインクラブなどはアメックスゴールド以上のカードで提供される特典ですので、アメックスグリーンでは利用することができません。
今、アメックスプラチナに突撃で申し込みができるようになり、アメックスゴールドを経由する必要が無くなりました。
アメリカン・エキスプレスのカードを検討中の方は、いきなりアメックスプラチナに申し込みが可能となった今、選択肢はアメックスプラチナですよね。
10年前はアメックスプラチナが欲しくても「ご案内を差し上げた方にお持ちいただける特別なカードでございます。」がお決まりのフレーズでしたよ。
ただし、アメックスプラチナの前に立ちふさがる壁が年会費なのです。
今、アメックスは付帯する特典・サービスでカードを選ぼう!
あれこれお伝えすると、「じゃ、どのカードを選べばいいの?」とお叱りを受けそうですが、今の時代にアメックスのクレジットカードを選ぶ基準は付帯されている特典・サービスで選ぶのがベストなんです。
アメックスプラチナのインビテーションを待つことなく、突撃でアメックスプラチナが持てる今の時代は、アメックスプラチナを目指すためにアメックスゴールドでクレヒス(利用履歴)を積み重ねる必要はありません。
ですので、いきなりアメックスプラチナでも、アメックスゴールドでも、アメックスビジネスプラチナでも良い訳です。
ご自身がどの特典・サービスを利用したいかでアメックスのクレジットカードを選びましょう。
たとえば、「海外旅行が好きで飛行機の移動が多いです。」「外食が好きでよくレストランを利用します。」「忙しくて飛行機やホテルの手配がなかなかできない。」と仰る方はアメックスプラチナがおすすめです。
「非日常を体験したいので高級ホテルに滞在することがあります。」「実際にはフライトはあまりしませんが、日常生活でマイルを貯めたい」と仰る方はマリオットボンヴォイアメックスがおすすめです。
「海外旅行や海外出張が多く、とにかく飛行機のマイルを貯めたい。」と仰る方はANAアメックスやデルタアメックスなど航空会社の提携カードがおすすめです。
「京都が好きで年に数回訪れます。」と仰る方はアメックスゴールド以上のセンチュリオンライン、ヒルトンアメックスなどがおすすめです。
「仕事の経費決済で利用したいのですが、ビジネスに嬉しい特典が付帯しているカードが欲しいです。」と仰る方はアメックスビジネスゴールドやアメックスビジネスプラチナがおすすめです。
このように、今のアメリカン・エキスプレスの選び方は、付帯されている特典・サービスで選ぶと良いでしょう。
昔のようにアメックスプラチナの有り余る特典・サービスが利用したいからと言う理由でアメックスゴールドを持って利用履歴を積み重ねる必要はありません。
使いたいアメックスのクレジットカードに申し込みましょう。
商品の決済だけならアメックスより年会費無料のクレジットカードにしよう!
単に商品の購入だけにクレジットカードを利用するのであれば、年会費無料のVisaかMasterCardがおすすめです。
海外旅行でもVisaかMasterCardがあれば支払いに困ることはありません。
アメリカン・エキスプレスのクレジットカードは勿体ないです。
なぜなら、他社のクレジットカードより高い年会費設定になっているからです。
もちろん、高い年会費設定になっているのにはきちんとした理由があり、他社ゴールドカードやプラチナカード以上の特典・サービスが付帯しているからです。
先ほどもご紹介しましたとおり、アメックスのクレジットカードは他社と比較した場合、付帯する特典・サービスが多いです。
アメックスのクレジットカードはT&E(トラベル&エンターテインメント)カードと呼ばれており、余暇を楽しむためのクレジットカードがコンセプトです。
利用目的を明確にしているのがアメックスのクレジットカードの特長です。
休日にレストランで外食をしたり、どこかに旅行に出掛けたり、ホテルに滞在したりと、余暇を充実させるためのクレジットカードというのがコンセプトになります。
もちろん、国際決済ブランドとしてのAmerican Expressではありますが、それにプラスしてトラベル&エンターテインメントが楽しめるのがアメックスのクレジットカードの醍醐味となります。
ぜひ、付帯する特典・サービスを使い倒してください。